【VBAで参照設定】VBAで参照設定を実施する方法【これができれば一人前】

今回は、Excel VBAで参照設定を実施する方法をシェアします。



参照設定とは

「参照設定」とは、簡単に言えば、Excel VBAの機能を拡張するものです。

例えば、Excel VBAの標準機能では、正規表現を扱うことができません。
しかし、「参照設定」を実施することで正規表現を扱うことができるようになります。

例えば、Excel VBAの標準機能ではIE (InternetExplorer)を扱うことができません。
しかし、「参照設定」を実施することでIE (InternetExplorer)を扱うことができるようになります。

参照設定の設定方法

それでは、具体的な手順を以下に記載します。

 まず、VBE (VBAを書く画面) にて、参照設定ボタンを押下します。



その後、参照したいライブラリを選択して「OK」ボタンを押下します。
(用途ごとにどんなライブラリを参照すれば良いかは下記にまとめます。)

以上で、参照設定は完了です。



用途ごとの参照ライブラリ

次に、用途ごとにどんなライブラリを参照設定すればよいかを以下に整理します。

 

項番 用途 参照設定 サンプルコード
1

 ファイル/フォルダへの
アクセスをしたい場合

 Microsoft Scripting Runtime
2  キー・バリュー形式のオブジェクトを使用したい場合  Microsoft Scripting Runtime
3 DOSコマンドやアプリケーションの起動をしたい場合 Windows Script Host Object Model
4 正規表現を扱いたい場合 Microsoft VBScript Regular Expressions 5.5
5 IE (InternetExplorer) を操作したい場合 Microsoft Internet Controls

そのほかにも用途によって様々なライブラリを使用することができます。
必要に応じてGoogle先生に聞くことで必要なライブラリを探してみてください。

補足:CreateObject によるライブラリの使用について

たまに、以下のようなコードを見かけることがあります。

上記のコードでも、FileSystemObjectを使用することができますが、
個人的にはこの記載方法はオススメしません。
理由は以下1点です。

  • VBEの構文チェックが効かないので、スペルミスに気づけない。
    CreateObjectを使用してプログラムを書いた場合、VBEが提供する構文チェック機能を利用することができません。
    なので、実行してみて初めてスペルミスに気づきます。
    また、宣言されているプロシージャの一覧なども見ることができないので、
    コーディングの生産性が落ちると思います。

ただし、VBSとしてプログラムを記載する場合は、参照設定ができないので、
CreateObjectを使用するしか方法がありません。
この場合は、まずVBEでプログラムを記載し、プログラムが完成した後、
最後にCreateObjectに書き直す方法が一番効率が良いと考えます。



まとめ

今回は、Excel VBAで参照設定を実施する方法をシェアしました。
参照設定を駆使することで、ある程度込み入った処理の実装もできますので、
是非一度、使ってみることをオススメします。